今日の工作は、魔法のような構造体・テンセグリティです。
「おぉーーーー!」と声が上がりました。
ニヤリ ☺︎
この不思議さ、わかってくれて嬉しいです◎
まずは木材をボンドで貼り付けてブロックを作ります。
同じ形をしていますが、コの字になっている部分の穴の向きが違いますので注意。
ブロックが2つできたら、今度は紐を穴に通していきます。
2つのブロックの対する穴同士を繋いで結びます。
この結び目の位置でバランスが変わってしまうので、繊細に、慎重に。
最後に真ん中の紐の長さをちょちょっと調節すると、
全体がピタッとバランスを保つ瞬間があるのです。
この感動は子ども達みんなが味わえました◎
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テンセグリティ構造の解説
重力に逆らい浮いているように見えるブロック。
上側のブロックには下向きの力(重力)がはたらくので、それをカバーするために真ん中の短い紐が支えています。
短い紐だけではバランスが悪く、上側のブロックは手前や後方に倒れてしまいます。
それを長い紐が引っ張りカバーしてくれています。
重力と張力が相互に作用し、絶妙なバランスを保っているのです。
バックミンスター・フラーは、これを『構造工学における一般的な構造システムのいずれにも分類されない』ということに気づき、Tension(張力)とIntegrity(統合)からTensegrityと名付けました。
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