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CODOMONO sapporo

SST『 目で伝わること 』

みんなは普段、人の目を見ていますか?

「ホラ、ちゃんと目を見て挨拶しなさい。」とか、

「お友達の目を見てお話しましょうね。」って言われてないかな?


目を見て挨拶するのと、目を見ないで挨拶するのとでは、

どう違うのでしょうか?


ちょっと実験してみましょう。



2つの眼鏡を用意しました。

1つは、あなたをまっすぐ見つめる、まっすぐメガネ

もう1つは、全然見てない、流し目メガネです。

さぁ、ここに挨拶ロボ:KITAの登場です◎ 頭のボタンを押すと、挨拶します。 このロボに、2種類のメガネをかけて、 みんながどう感じるかを実験してみましょう。

KITA 「おはよう。」


さぁ、みんなはどう感じたでしょうか?

流し目: 「適当に感じた。」 「よくわからなかった。」 「みんなを見ていない感じがした。」 「嫌な気持ちになった。」

まっすぐ:

「嬉しい気持ちになった。」 なるほど! 目を見ているのと、見ていないのとでは、受け取る人の感じ方が全然違うようですね◎ では、恒例の劇、見てみましょう。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 渡邊さんと北さんが恐竜で遊んでいます。

北「この小さい恐竜がすっごくカワイイんですよねー。」

渡邊「ねー本当。小さいの何個かあって兄弟みたいでカワイイよね。」


渡邊「そうだ、ねー北さん?」

渡邊「お願い、その恐竜貸して。」

さぁ、この感じ。 違いは伝わるでしょうか? ☺︎ 目を見てくれた方が貸してあげたい気持ちになったと、北さんも言っていました。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ お次は、松本さんと北さんがお絵かきをしていますよ。

松本「北さん、絵上手だねー。」

北「いやー全然。松本さんも上手ですよ。」

松本「本当に上手ー。真似してみよー。」


その時、ガタンッ!

立ち上がった松本さんが、机を蹴って揺らしてしまいました!

北「あぁっ!」

松本「あ!」


せっかくの絵が台無しになってしまった北さんに、 松本さんが一言。

松本「わざとじゃないんだ、ごめんね。」

うっ! 目を見ないで謝られても、何にも気持ちが伝わってきません! 目を見て謝ってくれたなら、間違ったとしても誠実さが伝わります。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 目を見て話せば、「お願い!」って気持ちも、「ごめんね!」って気持ちも、「ありがとう!」って気持ちも、ずっとずっと伝わりやすくなります ☺︎ 目は口ほどに物を言う というように、目は相手に全てを伝えてしまうのです◎

だから、いつも誠実に◎

間違ってボールをぶつけてしまったら、

「ごめんね。」とまっすぐな目で言いましょう◎

そしたら、お友達も 「大丈夫!全然気にしないで!」 って言ってくれると思います◎


物を貸してもらったら、 まっすぐな目で「ありがとう◎」と伝えましょう。

貸した相手も、「貸してよかったな。」と嬉しい気持ちになるはずです◎



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