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CODOMONO sapporo

SST『 物語が教えてくれる大切なこと 』

みんなが日頃何気に見ている映画やアニメには、作った人の思いが込められています。

人生において大事に留めておいている言葉を、作品の中に潜ませているものですよね ☺︎


まずはこの『ズートピア 』を見てみましょう。

いろんな動物達が仲良く暮らす街、ズートピア 。

幼いウサギ、ジュディーの夢は、ズートピアの警察官になることでした。

けれどもウサギは小さくてカワイイ動物。

これまでに警察官になったウサギは一匹もいません。

警察なんて危険なところに娘を飛び込ませるのは恐ろしいと感じたパパとママは、

「クマや狼、イタチや狐も怖いんだぞ。」

と、ジュディーを心配します。


するとジュディーはこう言います。

1番怖いのは、理由もなく怖がること。」


夢を目指す最中に、

「ウサギの警察官は1人もいないから無理なんじゃないか…。」

「小さくて弱いから向いてないんじゃないか。」

「警察の仕事で危ない目に遭うんじゃないか。」なんて、

想像だけで怖がっていては何も始まりません

(過去のSST 『 あたまデッカちん 』をご参照ください。)

1番怖いのは、理由もなく怖がり、何もしないということ。

現に、目標に向かって頑張り続けた結果、ジュディーは警察学校でトップの成績を収め、ズートピアの警察官になるという夢を叶えました。


何かを始める前に、「きっとうまくいかないから。」「きっと嫌なことがあるに決まっている。」と、理由もなく怖がっていませんか?

そう思って何もできないことが、1番怖いんだと、ジュディーは教えてくれました。




さて、次に紹介するのは、『SING2』。

舞台が大盛況の劇場オーナー、コアラのバスタームーンは、次はもっとビッグな仕事がしたいと野望を抱いています。

そして今、最もビッグな劇場のスカウトに、

「あなたは力不足だ。メジャーリーグでは通用しない。」と言われ、すっかり落ち込んでしまいました。

「ボクは負け犬だ。高望みしすぎた。」と泣き言を言うムーンに、

大女優のナナ・ヌードルマンはこう言います。

あなたは何を望んでいたの?天才だと平伏して讃えられたかった?」

夢を追いかける人に挫折は付きものよ。みんなもっとひどい目にあっている。」

赤の他人に何を言われても、気にしない。」

自分に自信があるかどうかよ。」

ガッツ・スタミナ・信念。もしそれが持てないんなら、あなたは本当に力不足ってことだわ。」


それを聞いたバスタームーンは、心を決めました。

みっともなくても、諦めずにもがいてみようとしたのです。

その努力は、最後に報われたのでしょうか?


一度、誰かにひどいことを言われたからって、すごい!と認めてもらえなかったからって、

落ち込んだり、諦めることはありません。

大きな成功をする人は、みんなもっとひどい挫折(心が折れること)を味わっています。

1番大事なのは、自分はできるんだ!と信じること。

諦めないで挑戦するガッツと、叩かれても続けていくスタミナだ、とナナは教えてくれましたね。



最後は、『アーロと少年』という作品を見てみましょう。

幼い頃から体が小さくて気の弱い恐竜のアーロは、何をやっても上手くいかず、家族の役に立てません。

ある日お父さんから、食糧のとうもろこしを盗むズルい動物を捕まえて殺すように命じられました。


アーロが待っていると、とうもろこしを盗もうとやってきたのは人間の男の子。

罠にかかったその男の子を、アーロは臆病な気持ちから殺すことができず、逃してしまうのです。

それを知ったお父さんは怒って、なんとしてもその男の子を捕まえようとアーロを連れて谷へ向かいました。

そんな最中、谷に大水が流れてきて、お父さんは死んでしまいます。


自分のせいでお父さんを失うことになったと、アーロは考えたのでしょう。


全ての元凶である人間の男の子を今一度捕まえようと追いかけますが、足を滑らせて川に落ちてしまうのでした。


この物語は、そこから、アーロが旅をして家に帰り着くまでを描いています。


アーロは、家を探して歩いている中で、3匹のティラノサウルスに出会います。

ディラノサウルス達は、大きくてたくましかったのです。

自分がどんな恐ろしい目にあったか、どんな深い傷を負ったかを自慢げに話すのでした。

「ワニに顔を噛みつかれたが、こんなところで死ぬつもりはなかった。

そのワニをオレの血で溺れさせてやったのよ。」

そんな話を聞いて、アーロは、

「僕のパパも怖いもの知らずだった。」と、同じく勇敢だったお父さんの姿を重ねていると、

怖くないと言ったか?」

と、ティラノサウルスは言いました。

怖いが戦ったんだ。怖さを知らない奴は生き残れない。」

怖さを受け入れろ。」と言ったのです。


自分は怖がりで、それは恥ずかしいことだと思っていたアーロですが、その言葉に救われた気持ちになったのではないでしょうか?

どんなに強そうに見える人でも、怖いと感じることはあるのです。

自分が臆病だと決めつける必要は全くない。

怖いと感じていることはあたりまえなんだ、と受け入れ、それでも戦うことが大事だと教えてくれています。


これを境に、アーロはどんどん勇敢になっていきましたね。



時に物語には、教訓が隠れていたりしますが、志賀が大好きなセリフというのは全て「諦めないこと」に繋がっているように感じられました。

みなさんにも、心に刺さっている映画の教訓などがあったら教えてください◎

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