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CODOMONO sapporo

SST 『 戦争の話 』

世界では未だあらゆるところで戦争が起こっています。


アフガニスタン

シリア

トルコ

リビア

イエメン


その中でも、みんなの記憶に新しい戦争、それはロシアとウクライナの戦争です。

どうしてロシアとウクライナの喧嘩が始まってしまったのでしょうか? まずは、ロシアとウクライナについて知っておきましょう。


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ロシアとウクライナは、もともとソ連という1つの国でした。

だから別々の国になってからも、兄弟のように仲良しでした。


そんなある日、

西側から迫ってくる、この黄色いかたまり。

これはアメリカとヨーロッパの国々が、「仲間になろうぜ!」っていう約束で繋がったチームです。

この黄色いチームを、NATO(納豆:ナトー)と言います。

さー、ロシアは、このNATOが好きじゃありません。

「なんで好きじゃないんでしょう?」


NATOの手を見て!

ミサイルや戦車を持ってる!


実はNATOとは、「仲間になってくれたら、この武器を貸してあげますよー。」

というチーム。

そんな危険なチームが、自分の国のすぐ横にまで来てるなんて、そりゃー嫌ですよね。


そんな中、ウクライナは、このNATOに興味を持ち始めました。

「あのミサイルも戦車もかっこいいなーー。」

ウクライナは、NATOに、「ねーねー、僕も仲間に入れてよ。」

と言いました。

それを聞いて、ロシアはショック大!

だって、もともと家族だったのに。

兄弟みたいに仲良しだったのに。

僕らだって戦車もミサイルも持ってるのに…。


しかも、ウクライナがNATOに入っちゃったら、自分の国のすぐ横は敵の国になってしまう!

「NATOになんて入らないでよ!」

それでもウクライナは、NATOに入りたい!と言って聞かないのでした。

それを聞いたロシアは、怒りを抑えられなくなりました。


「今すぐロシアの言うことを聞かなければ、街を破壊します。」

それでもウクライナは、「嫌だ!きっとNATOが僕たちを助けてくれるんだから。お前なんて怖くないんだから。」と意地を張り続けています。


そして今、街に爆弾が落ち、罪のない人が殺されているのです。

ウクライナの人々は、いつ頭の上に落っこちてくるかわからない爆弾に怯えながら暮らしています。

子ども達は、街に響く爆撃音と黒い煙が上がるのを見て、毎日恐怖と戦いながら生きています。


…。 さぁ、悪いのは、誰でしょう?

みんなで話し合ってみました。


この3国の、悪かったところをみんなで話し合ってみよう。

子ども達に聞いてみると、どうやらどの国にもそれぞれ悪いところがあるみたいです。

「みんな悪い。」

「バクダンは絶対悪い。」

「最初に武器見せてきたNATOが悪い。」


みんなの話し合いは、じゃーどうすればよかったのか、という方に向かいました。

「ちゃんと話せばよかった。」

ロシアもNATOに入っちゃって、みんな家族になればいい。

それができたら本当にいいのに。

なんて平和な子ども達 ☺︎ ◎



だけれど、みんなが揃って悪いと感じたのは、

ロシアの行動でした。


どうしてロシアが一番悪いってみんなは思ったのか…。


それには明らかな理由があります。

それは暴力です。


暴力は、何を差し置いても一番悪いことだと、みんなも知っている。

だから、みんなの目にはロシアが一番悪く写ります。

どんな理由があっても、暴力をした者に味方なんて付かないのです。


暴力は、いつでもかわいそうな人間を生みます。

だから、絶対にダメです。


子ども達にも、暴力にはいつでも反対の心を持っていてほしいと思います。

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ではここで、暴力にはどんなものがあるか考えてみましょう。

子ども達にカードを配りました。

みんなには、どれが暴力でどれは暴力じゃないか、是非考えてみてほしいと思います。


みんなの回答は、ざっと以下の通りになりました。

○は暴力じゃない。

×は暴力である、とのことです。


「挨拶を無視する。」だけは、暴力ではないと感じたようです。笑


そうです、この問いに答えはありません。

それが暴力かどうかを決めるのは、した方ではなくされた方ですからね ☺︎

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