「今欲しいものがあるよってお友達いますか?」
「スプラトゥーン3が欲しい!」
「にゃんこ大戦争!」
けどきっとお母さんは、
「どうせすぐ遊ばなくなるんだから。」とか、
「他にも同じような物いっぱい持ってるでしょ。」
と言ってなかなか買ってくれないのでは?
今日はこんなお話を紹介しましょう。
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浮かない顔をした松本さん。
持っているのは、割り箸鉄砲かな?
「それ、ママに買ってもらったの?」
松本「うん。本当は、あっちのカッコいい光線銃が欲しかったんだけど、ママがこれにしなさいって…。」
.+゜*。:゜+ 回想 +゜:。*゜+
ママ「お誕生日おめでとう!4連銃よ!大切に使ってね!」
松本「ありがとう!これ欲しかったんだ!」
嬉しさのあまり興奮する松本。
壁に叩きつけたり、投げたりして遊んでしまいました。
そして、
松本「あぁ!壊れちゃった!」
松本「ねーーママーーー。こっちのカッコいい光線銃買ってよー。」
ママ「…。」
ママ「いや、あんたはこっちにしときなさい。」
100円の割り箸鉄砲を与えられました。
松本「…。」
.+゜*。:゜+゜:。*゜+
そうか、それで不服そうな顔をしていたんですね。
さぁ、その時、
ママの中にはどんな気持ちが生まれていたのか、お話を振り返って見てみましょう。
① おもちゃを買ってもらった。「大事にしなさいよ。」って言われた。
② 本当はぶんぶん振り回すおもちゃじゃないのに、ぶんぶん振り回してる。すぐ壊れた。
③ 新しいおもちゃを買って欲しいとねだった。でも、この時ママは心の中で、
「この子はおもちゃすぐ壊す子だから、高いもの買ってあげられない。」という風に考えた。
④ 結局、100円のおもちゃしか買ってくれなかった。
みなさんは、自業自得という言葉を知っていますか?
業 というのは、自分で作った罪のこと。自分でした悪い行いのこと。
自分の業は、自分が得るよ。
悪い行いは返ってくるよ。
ということわざです。
どんなふうに自分に返ってくるのか、このお話の中でわかったね。
モノを大事にしないお友達が、大事なモノを買ってもらうのは難しいってことだ。
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ここにもう1人、寂しそうな顔の人が。
「どうしたの?」
.+゜*。:゜+ 回想 +゜:。*゜+
菊地「もしもーし。いま家なんです。3時にコドモノで待ち合わせにしましょう。」
渡邊「いいよー。じゃー3時にねーーー。」
--- 3時半 ---
菊地「お待たせー。何して遊びます?」
渡邊「もう3時半だから、帰るね。」
① 時間を決めてお約束をした。
② 自分のやりたいことをやっていて、約束の時間に遅れた。
--- 別の日 ---
菊地「あのー、今日私の誕生日なんです。遊びに来て来てください!」
渡邊「うん!行くね!」
菊地「じゃー5時にうちに来てくださいね!」
渡邊「…。はーい。」
③ 自分の誕生日にお友達を誘った。でも、この時お友達は心の中で、
「この子は時間と約束を守れない子だから、きっとパーティーも遅れて始まるだろう。」と考えた。
--- 5時 ---
--- 5時半 ---
--- 6時 ---
菊地「なんで誰も来ないの?涙」
④ 結局、約束の時間に誰も来てくれなくて、悲しい思いをした。
.+゜*。:゜+゜:。*゜+
自分が時間を守らないと、みんなに「時間や約束を守らない人」というイメージを付けられてしまいます。
こういう、マイナスのイメージをつけられてしまうことを、
『 レッテルを貼られる 』
と言いますね。
そう、普段の行いから、
「この子はモノを大事にしない子だ。」というレッテルを貼られてしまっている子は、
高価なものを買ってもらうのが難しい、ということです。
お友達に「この子は時間や約束を守れない子だ。」というレッテルを貼られてしまっている子は、
お友達にも約束を破られたり、信用してもらうのが難しくなってしまう、ということなのです。
さぁ、一度貼られたらなかなか剥がせないのがこのレッテル。
志賀にもいっぱい付いてます。
「忙しいとイライラしちゃう人」のレッテル。
「際どい冗談を言う人」のレッテル。
みんなは、お母さんやお友達から抱かれているマイナスイメージってあると思いますか?
自分に貼られているレッテルが自分で見つけられるかな?
子ども達が思っている、自分に貼られているかも知れないレッテルがこちら。
(笑)とってもカワイらしい ☺︎
レッテルというのは、そうそう簡単には剥がるものではありませんが、
自分で自分を変えたい、と努力している人は、
きっと認められて、そして " ガンバッテル " を貼ってもらえるかもしれません◎
ガンバッテルをいっぱいもらうと、いつの間にかレッテルは隠れて見えなくなりますよ◎
自分に貼られているレッテルに気づくのは、その第1歩だと思います◎
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