今日のSSTは、不思議な不思議なホ・オポノポノについてです。
みなさんは、ホ・オポノポノを知っていますか?
ホ・オポノポノは、ハワイで生れました。
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ハワイには、島の妖精、モクプニが暮らしていました。
暖かい太陽。 キレイな海。 たくさんの緑。 優しい動物達。
そんな中でモクプニは、とっても幸せに暮らしていました。 ところがある日、 人間が海を渡って島に上陸したのです。
人間達は美しい森を切り倒し、動物を追いやり、大きな建物を立てて太陽を遮り、そして汚れた水を海に流すのです。
モクプニの生活は、一変してしまいました。
全てが、今まで愛していたものとは違っているのです。
モクプニは人間を憎みました。
人間が許せなくなりました。
人間を愛することができませんでした。
そんな気持ちを抱えているうちに、モクプニは元気がなくなり、 そのうちご飯を食べることも、外を歩くこともできなくなってしまったのです。
モクプニは目を閉じました。
真っ暗で、今にも死に飲み込まれそうでした。
その時、モクプニはふと、 頬に刺す、暖かさを感じました。 目を開けると、それは一筋の光でした。
外に出て見てみると、太陽はいつもの場所にありました。 太陽は今も明るく大地を照らしていたのです。 モクプニは、ふぅーーーーーと深く息を吐くと、また暖かい気持ちになりました。 そして、闇は自分の心の中で生まれていたことに気がつきました。 モクプニがそれに気づいた時、光の中からホ・オポノポノが生まれました。
ホ・オポノポノと一緒だと、たくさんのことが見えてきます。
太陽は変わらず暖かく、海は変わらず美しく、森で吸う空気はとても美味しい。 ホ・オポノポノは、モクプニの苦しい記憶を、みんな消してくれたのです。 ホ・オポノポノは言います。
「キミが心をキレイにするだけで、全てうまくいく。これは魔法なんだよ。」 モクプニはホ・オポノポノに言われた通り、いつも心をキレイにし続けました。
すると不思議なことが起こりました。 人間達は、自ら伐採した森に、木を植えて育て始めたのです。
太陽を遮らないよう低い家を立てるようになり、海の掃除も初めました。
モクプニの大好きだった動物達も、みんな元の場所に帰ってきました。
ホ・オポノポノの言ったことは、みんな本当だったのです。
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お話の後、みんなでこのお話について振り返りを行いました。
「絶望したモクプニは、どうして元気になったの?」 と聞くと、
「太陽が刺したから。」
「ホ・オポノポノが来たから。」 と答えてくれました。
「モクプニが何かをしたからホ・オポノポノが生まれたの?」
「太陽を見たモクプニは何に気づいたの?」
と聞くと、
「全部思い込みだったって気づいた。」 と、しっかりと内容を理解し、自分の言葉で答えてくれている子もいました◎ それに気づき、自分の心をキレイにすると、周りにも良い影響が出るという魔法のお話。
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学校でも仕事でも生活でも、私たちは日々いろいろな問題にぶつかります。 でも、その問題というのは外にあるのではなく、 すべて記憶の中にある、というのがホ・オポノポノの考え方です。 手放さなくてはいけないのはその記憶であり、手放すことで心を清浄に保つことをクリーニングと呼びます。 クリーニングし続けることが、果たしてできるでしょうか? ☺︎ 今日のお話を聞いた子達に、是非言ってみてください。 もし、イライラしていたり、喧嘩しそうになっている時、 「嫌なこと忘れたら、ホ・オポノポノが来るよ。」と。 きっと心をキレイにしてくれるでしょう。 そして周りを幸せにしてくれることでしょう ☺︎
SSTの後、モクプニやホ・オポノポノと戯れる子ども達◎
愛してくれてます◎
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